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言いにくいことを言います。(義援金)

今回はちょっとだけまじめ。
しかも、多くの善意ある方々に「弓を引く」内容なので、あえて「異議あり」というジャンルに分類しました。

震災義援金の配分が始まらないことに異議をとなえる声があります。
はっきり申しまして....

「ガタガタ抜かすな、すっこんでろ!」

です。

○いい加減な定義ですが
被災した地区に住む自分の親戚にコメやお金を届けたい。
とすれば、個人的支援です。

同じく、その町全体に支援をしたのでお金を送りたい。
とすれば支援金です。

被災地全体にお金を送りたい。
とすれば義援金だと思います。

ご覧になってわかると思いますが、義援金は配分の対象がかなり広くなります。
そして、後者になればなるほど、「見返りのない寄附」の要素が強くなります。


○正しく配分すること
義援金を正しく、公平に配分するためには、全体の被害が見積もれなければ着手できません。

ですので、今回の震災のように、面的にも、質的にも、災害が大きければ大きいほど
配分への着手は遅くなります。


○役所は義援金を受け取りません
役所の会計は、それをガラス張りにするため、様々な制限があり、今回のようなケースには対応できません。
役所の会計は予算主義を前提としており、その会計年度にお金を支出すること(歳出)は、あらかじめ予算として議会の承認が必要です。
#予備費という機動性のある予算もありますが、原則は議会を開催して承認を得て支出することです。

ですので、義援金の仕組みは、(もちろん役所は窓口になりますが)日赤にスルーパスとなっています。
#義援金を役所の会計を通した場合、実際に配分にかかれるのは早くても6月以後になります


○一部では役所が受け付けている支援金
今回の震災では、遠く離れた関東の役所で、被災者を受け入れる例があり「受け入れた被災者のために」という支援金を受け取る例はあります。
おそらくですが、この支援金も役所の「一般会計」は通さずに、何らかの「配分委員会」のような組織だてのもとに実施するはずです。
また、「受け入れた被災者のために」と配分先が限定されるので、配分着手も早いです。

被災し、疎開した先で小学校に通うお子さんは、着のみ着のままですので、まもなく始まる小学校に通うランドセルもありません。
このようなケースには、機動的に対応する必要があります。


ただし、これさえも、日赤にならった配分組織を編制するなど、かなり面倒なプロセスを経ます。
数十万円未満の支援金では、実質的には、人件費だけで赤字になります。


また、一部には、一般会計の寄附として受け入れ、見合いの歳出は予備費で機動的に対応する例もあるでしょう。

この方法のメリットは、寄附した人にとって、ふるさと納税(寄付控除)が受けられる点にあります。
#一般会計を通さない方法でも寄付控除が可能なような大臣発言もありましたので、領収書は保存しておいたほうがいいですね


○おわりに
自分が出した義援金がどう役立った(役立つ)のかは気になること。
私自身も、いくばくかは出させていただきましたので、そう思っています。

ただし、上記のとおり、「いますぐどうした」ということには、なれません(なり得ません)。

復興の道のりは長いといわれています。
全国から集められた(集められている)義援金は、この長い道のりの中で、適切な時期に、適切に役立ててもらえることを信じて、見守りたいと思います。

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